元来、ファミコンソフトの「ファイアーエムブレム外伝」のリメイク作として、2017年4月20日に発売されたニンテンドー3DSソフト「ファイアーエムブレムEchoes もうひとりの英雄王」。
そのゲームソフトに登場する38人の味方キャラ(実質、仲間に加わるのは最大でも37人ですが)に究極の修行を課し、1人でも多くのキャラのパラメータを少しでも強く、可能ならばALLMAX(MOV以外のパラメータが全て緑色で表示されている状態)に持って行く方法について、このレポートページで解説しています。
そもそも、普通に「Echoes」のストーリーを楽しみたい場合は、ここまで強化する必要はありません。
何故なら、相当時間がかかる(1ファイルデータを最初から最後までプレイする為に3ヶ月程度かかる計算です)上に、ゲームバランスそのものも相当崩れてしまいかねないからです。
実際に、クリア後のパーティの実力について語ったところ、「どういうゲームバランスだよ」と、友人に突っ込まれた事もあります(笑)
では、どのようなプレイヤーさん向きで、逆にこの内容が不向きなのはどういうプレイヤーさんなのか、次でお話ししていきます。
どんなプレイヤー向きで、どんなプレイヤーには不向きか?
ズバリ、先ず結論から申します!!
このページで紹介する方法は、一度プレイしクリアした方が、再度プレイし直す際に、前回よりも強く育てたい場合などには向いている内容です。
後は、敵が強過ぎて、攻略に行き詰っているプレイヤーの方々にとっての、松明になるとも自負しています。
尤も、攻略サイトが沢山あり、攻略本も発売されている今、そのようなプレイヤーさんがいるとも考えにくいのですが。。。
それから、勲章「圧倒的成長!」を狙っているプレイヤーの方にとっても、有益な情報となるでしょう。
後は…、仲間に加わったキャラを誰一人倒されたくないプレイヤーさんや、勲章「命の重み」「炎の紋章」を狙っているプレイヤーさんにとっても、参考になる情報であると自負しています。
逆に、勲章「電撃作戦」を狙っているプレイヤーさんは、5章をクリアする迄は呑気に修行している場合ではないでしょうから、このページの内容は不向きだと思います。
また、気の短いプレイヤーさんにとっても、このページの内容は向いていないと考えます。
その理由については、具体的な修行方法と共に語っていきます。
具体的に、どういう修行を行うのか?
① レベルアップの際には道具「星の宝珠」を所持
先ず、「星の宝珠」とは、そのキャラの成長率をRESのみ5%、それ以外の項目は30%ずつ引き上げる効果がある。
レベルアップ回数に制限があるからには、この宝珠が手元に無い場合のレベルアップは、基本的に厳禁。
尚、この後解説する「RESしか伸ばせなくなってしまったキャラ」に関しては、星の宝珠の材料の1つである「星のバルゴ」でも代用は利くので、そちらを装備させても可。
それから、「星の宝珠」は、有料の追加コンテンツ「星の神殿」若しくは「星の神殿~深き場所~」で入手できる「星の欠片」と呼ばれる12種類の「星の〇〇」を全種類集め、尚且つ宝珠のコアとなる「黒真珠」も入手している状態で、「深き場所」の入口にいる隠者に話し掛けると、それらを材料に作ってくれる。
材料を探す場合、「深き場所」の方が欠片の発見率が高く、それ以外に手に入る武器・防具や食料などのアイテムも良いものが非常に多いので、「深き場所」の方が良い。
その分出現する敵も強いが、どうせ深くない「星の神殿」にも敵が出現するし、レベルアップを全くしていない状態では深くない方の敵にも太刀打ちできないので、「深き場所」で欠片や黒真珠、武器などを探す事。
有料コンテンツが配信されている以上、アルム軍側のものは1章の最初に、セリカ軍のものは2章の最初に、進軍する前に宝珠を作っておいてからゲームを進めるようにしましょう。
プレイ絵日記にも書いている通り、私も、最初に宝珠を作る為に、材料を探す為に「深き場所」に入り浸って探している。
尚、「星の宝珠」の材料となる「星の欠片」にも、成長率を引き上げる効果がありますが、何処の項目を如何程引き上げるかについては、こちらを御参照の事。
② レベルアップの際の、パラメータの上昇の仕方が気に入らなかったら全てリセット
残念ながら、「星の宝珠」を装備したからとて、必ずしも気に入ったパラメータの伸び方をする訳ではない。
その為、事前に経験値を90~99くらいに貯めてから「星の宝珠」を装備させて、修行場に入る前にセーブしておき、レベルアップさせてみて、パラメータの伸び方を厳しい眼で見ていく事。
①でも語った通り、レベルアップ回数に限りがあるから以上、質の良くないレベルアップを繰り返せば繰り返す程、最終値が大きく劣ってきてしまう。
そんな事態を避ける為にも、パラメータの伸び方にはこだわって修行していく。
具体的には、そのキャラにとって、RES以外の6項目のうち、MAXまで一番不足している(伸ばさなければならない)項目を1~2つ程決め、それを狙うようにすると良い(例:アルムならば初期パラメータは5しか無く、一番MAXに程遠いDEFを狙うなど)。
まぁ、星の宝珠を装備していると、RES以外の項目(HP、ATK、TEC、SPD、LUC、DEFの6項目)が6つ共全て上がる事も珍しくはないので、それを狙っていく方が手っ取り早いだろう。
中にはMAX迄ある程度余裕がある(伸ばさなければならない回数が比較的多くない)パラメータもある場合もあると思うが、その項目に関しては、多少ならば手を抜いても差し支えは無いと思われる。
宜しければ、コチラのセールスレターも御覧になって下さいな(*^-^*)
③ クラスチェンジはLv:20迄は原則として禁止
ゲームを進めていくと、主人公2人以外の面々が既定のレベルに達すると、クラスチェンジ許可がおりる。
その際には、「○○は△△にクラスチェンジする資格を得ました」と表示され、実際にパラメータを見てみると、名前の右隣にミラ神像マークが表示される。
しかし、ちょっと待ってほしい。
だからと言ってクラスチェンジを早めてしまうと、本来ならば回す事のできた筈のレベルアップ回数を、それだけ無駄にしてしまうので要注意!!!
最初は村人、若しくは傭兵として仲間に加わる男性たち(クリフ、セーバーなど)に関しても、「魔戦士ループ」に頼らない場合は、下級職のLv:20迄はしっかり修行を積んでから、昇格するように。
例えば、ソルジャーであるルカは、修行をしてLv:7に到達すると、アーマーへのクラスチェンジ許可がおりる。
しかし、だからと言って早々とクラスチェンジしてしまうと、本来ならばできた筈の13回のレベルアップを、無駄にしてしまう事になる。
例外は、次回のクラスチェンジで確実に魔防(RES)も含め、ALLMAXに到達する事ができると確信できた場合である。
その場合は、几帳面にそのクラスのLv:20迄修行せず、ある程度のレベルに到達して「これなら上級職のLv:15~18程度でALLMAXになるだろう」と思ったら、さっさとクラスチェンジししてしまった方が効率が良い。
どうせ、有料コンテンツでクラスチェンジする事のできるオーバークラスに昇格する為には、その前の上級職、ないし最上級職のLv:20迄修行しないといけないので。
ならば、几帳面にLv:20迄修行してからクラスチェンジした結果ALLMAXへの到達が早過ぎてしまい、何処のパラメータも伸ばせない空レベルアップをオーバークラス迄繰り返さなければならないという方が非効率的だろう。
因みに、今回のレポート作成の為 にプレイしたファイルデータの場合、この例外が適用されたのはグレイ(剣士Lv:15)、ロビン(スナイパーLv:15)、アトラス(スナイパーLv:17)の3人。
3人共村人として仲間に加わる男性たちだが、他にも「魔戦士ループ」を用いてクラスを周回させており、明らかにRESだけを何とかすればALLMAXになる場合などは、19回もレベルアップせずに、残りの回数を鑑みつつクラスチェンジした方が効率的である。
また、「村人のフォーク」を用いて村人にし、クラスを周回する、若しくは明らかに違うクラスに兵種変更してしまう場合も、残りのレベルアップ回数を計算しつつ、現状を鑑みて、クラスチェンジ時期を決めるように。
具体的な指標としては、
(RESの不足分)+(RES以外の項目のうち、一番不足している項目の不足分)≦19
が当てはまれば、そのキャラはLv:20迄几帳面に修行せず、上級職へとクラスチェンジしてしまっても良いだろう。更に余裕が欲しい場合は、上記の公式の右辺が17以下程度になる迄粘る事。
例えば、上の画像のアトラスの場合、RES不足分は40MAX-30=10点であり、一番不足している項目は御覧の通りSPDである。そして、39MAX-35=4である。
その為、上述の公式に当てはめると、
(RESの不足分)+(RES以外の項目のうち、一番不足している項目の不足分)=10+4=14であり、明らかに19点よりも少ない。その為、このままボウナイトにクラスチェンジしてもLv:15でALLMAXにできるので、そのような場合はさっさとクラスチェンジしてしまった方が効率が良い。
まぁ、主人公2人に関しては、ストーリーを進行させていくとクラスチェンジできるようになる感じだが、セリカはミラ神殿のイベントで強制的にプリンセスにクラスチェンジする。
その為、セリカは、間違い無く3章のミラ神殿到達前に、神官Lv:20に迄修行をしておいた方が無駄が無くて良い。
一方、アルムは確かに4章でセリカ軍が迷いの森を経由して賢者の里へ辿り着き、ハルクに面会するイベントを経て勇者へクラスチェンジできるようになる。
但し、こちらは他のキャラと同様に、ミラ神像前でクラスチェンジしなければならないので、しっかりと戦士Lv:20迄修行してからクラスチェンジする事。
④ クラスチェンジ後のパラメータ底上げは、活用できるようならそれにも頼る
原作である「ファイアーエムブレム外伝」同様に、「ファイアーエムブレムEchoes」も、上級職へのクラスチェンジの際のパラメータUPボーナスは、上級職の基準値まで底上げされるシステムである。
つまり、クレーベのような、最初から強い面々の場合は、どうせクラスチェンジボーナスが殆ど無いので、クラスチェンジボーナスは当てにせず、最初から好きなところ(MAXまで伸ばす為に不足しているところ)から伸ばすように。
逆に言えば、どれだけ弱かろうが、クラスチェンジさえしてしまえば上級職の基準値迄は底上げされるので、下級職時代に、上級職の基準値迄10点以上不足している項目は、いっその事無視してしまっても良いかもしれない。シルクやデューテのHPなど。
でも、星の宝珠を装備してのレベルアップを繰り返していくと、いつの間にかクラスチェンジボーナスがあまり無くなっていたりする事も多いので、それ程こだわる必要は無いだろう。
因みに全項目が上級職の基準値以上の場合は、HPが1だけ上がるのも「外伝」時代と同様なので、敢えてHPを51で止めておいて、クラスチェンジボーナスでHPをMAXにするという育成戦略も有り。
…ここまでは、①で「星の宝珠」ではなく「天使の指輪」を装備させた事以外は、ファミコン版、ないしバーチャルコンソールの「ファイアーエムブレム外伝」の当時から、ここを参考に行ってきた事を、「Echoes」に応用した事ばかりである。
次のページでは、「Echoes」で追加した内容についても触れている。
こちらも非常に重要な内容なので、必ず御覧になる事m(__)m
宜しければ、コチラのセールスレターも御覧になって下さいな(*^-^*)
◆FE Echoes育成レポート 目次
・はじめに その1←今ここ|その2
・基本方針
・追加コンテンツのプレイ方法
第1弾 戦士の旅立ちセット 星の神殿|悪漢とお宝と|死者は眠らない
第2弾 勇者のチャレンジセット 星の神殿~深き場所~|黄金の夢|憤怒の葬列
第3弾 封印の祭壇セット 槍かざす騎士の祭壇|盾かつぐ巨人の祭壇|漆黒のカンムリドリの祭壇
|闇まとう淑女の祭壇|高潔なる妖精王の祭壇|恐るべき戦鬼の祭壇
|弓もち猛る巨象の祭壇|書を抱く賢者の祭壇|気高き女王の祭壇|大いなる覇王の祭壇
・キャラクター別育成レポート アルム軍
|アルム|ルカ|グレイ(実践例)|ロビン(実践例)|クリフ(実践例)|エフィ(実践例)|シルク|
|クレア|クレーベ|フォルス|パイソン|リュート|マチルダ|
|デューテ|ティータ|ジーク|マイセン|
・キャラクター別育成レポート セリカ軍
|セリカ|メイ|ボーイ|ジェニー|セーバー|バルボ|カムイ|
|レオ|パオラ|カチュア|アトラス(実践例)|ジェシー|ソニア|
|ディーン|エスト|ノーマ|コンラート|
・キャラクター別育成レポート 0
・プレイ絵日記 序章~1章 1|2
2章 1|2
3章 1|2|3|4|5|6
4章 1|2|3|4|5|6|7|8|9
5章 1|2|3|4
6章 1|2|3
・検証 レメゲトンの呪文|追加コンテンツキャラの修行し直しの可・不可|神々の試練のリプレイ|イリュージョン+グリモワール|オーバークラス後の村人のフォーク|
|ルール|最速でALLMAXに達する為の基本方針|挑戦結果の見方
・レベルトライアル実践結果(アルム軍)
|アルム|ルカ|グレイ|ロビン|クリフ|エフィ|シルク|
|クレア|クレーベ|フォルス|パイソン|リュート|マチルダ|
|デューテ|マイセン|
・レベルトライアル実践結果(セリカ軍)
|セリカ|メイ|ボーイ|ジェニー|セーバー|バルボ|カムイ|
|レオ|パオラ|カチュア|アトラス|ジェシー|ソニア|
|ディーン|エスト|ノーマ|コンラート|
・レベルトライアル実践結果(0)
・レベルトライアル実践結果(不参加組)
・最終結果